このページでは、ラオスの各都市情報・観光スポットをご紹介いたします。
ラオスの首都であるヴィエンチャンは、メコン川沿いに作られたラオス最大の都市で、16世紀の半ばから現在まで政治、経済の中心地で、空路、陸路での出入国のメインゲートともなっています。1999年からは、日本政府の無償資金協力によって作られたワッタイ空港新ターミナルが利用されています。街並みはフランス植民地時代の古い建物と並木道、そして数多くの仏教寺院が混在し、アジアと西欧文化の融合が見られます。
国際線: バンコク、ハノイ、プノンペン、シェムリアップ、昆明、ウドンターニー 国内線:ルアンパバーン、シェンクアン、フェイサイ、ウドムサイ、ルアンナムタ、パクセ、サワンナケート
ルアンパバンはランサン王国(1353-1975)の王都で、古くはムアン・スワといい、その後シェントーンと呼ばれるようなりました。カーン川とメコン川の合流地点に位置する緑豊かな町で、その 美しいラオスらしい町並みと、歴史的、文化的遺跡保護の観点から、1995年にユネスコによって世界遺産に指定されました。プーシーの丘から町並みが一望でき、ルアンパバン名物でもある夕陽は荘厳です。
ベトナム戦争時代に度重なる爆撃を受け、現在もその傷跡が多く残ります。モン族が多く住み、大量の巨大な石壺が散らばるジャール平原があることで有名です。
ビエンチャンとルアンプラバンを結ぶ国道沿いにある小さな村。清流のナムソン川が流れ、点在する岩山の雄々しい姿は素晴らしい。 ラオス人も多く訪れ、ホテルやゲストハウスが軒を連ねています。
チャンパサック県の都市パクセは南西ラオスのメコン川とセドン川の合流地点に位置し、タイとカンボジアに国境を接しています。カンボジアにアンコールワットを建設したクメール民族の発祥の地と言われています。原始的な自然が残り、エコ・ツーリズムに適する地域としても注目されて います。
コン島にあるソンパミット滝(Somphamit)には川イルカ(イラワジイルカ)が生息し、乾季には水面に姿を現すこともあります。また、フランスの統治下時代に、物資運搬のために14kmに渡る鉄道レールが敷設されましたが、第二次世界大戦時に鉄道は廃止され、それ以降ラオスに鉄道はありません。コン島にはレールの残骸や当時使われた蒸気機関車が残っています。